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帰省のこと 2

14日(日)つづき

いっぷく亭を出て、ひたすら車は北上。道の駅に寄って野菜(万願寺とうがらし、シイタケなど)を買い、佐治アストロパークに到着して一休みする。

建物の入り口あたりになんとなく佇んでいると、何かもやもやとした小さな毛玉のようなかたまりと、黒い羽虫がけたたましく絡み合いながら壁を伝って転げ落ちてきた。小さなカリウドバチがクモを狩っているのだった。緑色の玄関マットの上で2匹はもつれ合い、ハチが何度かクモを刺すような仕草、クモは慌てふためいて長い脚をばたつかせて何度か逃れようとしたけれど、結局すぐに追いつかれてまたハチの攻撃に遭い、ついに脚をたたんで動かなくなった。妻に「この後ハチがこのクモを巣穴に運んでいくんやで」と言っていると、まさにハチはクモを引きずり始めた。

IMGP2733_01.jpgIMGP2733_02.jpg

ハチは、ヒメベッコウバチだろうか。カリウドバチの仲間はたくさんいるようで、種名まではわからない。
カリウドバチの狩りなんて、これも今森光彦の『昆虫記』の世界の中だけのことで、まさか実際に目の当たりにできるなんて思いもしなかった。すごく感動して、なにか自分の世界を閉ざしている大きな石のようなものが少し動いたような気になった。岩屋の外にはなんときらきらと眩い世界が広がっていることか。

IMGP2738.jpg

その後、山の中にそこだけぽっかりと開けた(ように感じた)、上田家のお墓に参る。大きな大きな樹に護られて、山の風景が見渡せる、こんなに素敵なお墓を見たことがない。蓮の葉のお皿に、伯父さん伯母さんのおこしや野菜が賑やかに盛られている。われわれもお菓子を盛って線香を立て、あとは水に浸した木の枝を振って墓石を湿らせた。

その後、いよいよお母さんの実家に到着。伯父さん伯母さん、従姉の梨香ちゃんが迎えてくれる。人の気持ちも風通しのいい家の空気も、さらりとしてとっても心地好い。伯母さんの話に笑いっぱなしだった。

(つづく)


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